「同じ人間なのに、どうしてこの人はこんなに充実してるんだろ…」
「ふ~、すごいキラキラ投稿見ちゃった…」
SNSを開くたびに、もやもやしませんか?
誰かの投稿を見ては心がざわつき、
気づけば落ち込んでる。
誰の中にも少なからず、あると思われるこの気持ち。記事にしてみました。
人と比べて落ち込むということ
SNSを何気なく開いたとき、「素敵だな」と思う気持ちと同時に、もやっとする。
誰かの投稿を見て、比べてしまう自分に嫌気が差してしまったり。
巷では「他人と比べてしまう自分を手放そう」といった言葉をよく耳にします。
でも、それで本当に心が軽くなったでしょうか?
私は今、180度違う考えを持っています。
人と比べるのは、決して悪いことではないということ。
むしろ、比べる力は、人間が本来もっている「成長の知恵」です。
「比べる気持ち」をもっと楽に変えてしまう方法について、お話ししてみようと思います。
「人と比べる」は、普通です
私たちは、知らず知らずのうちに比べています。どんな人も。とてもナチュラルな心の動き。
比べるという行為そのものは、人間に備わった“比較認知”という能力であり、
生きていくうえで自然な働きです。
アスリートも、
アーティストも、
ビジネスリーダーも、
誰かに憧れたり、追いつこうとしたり、比べながら進化してきたはず。
だから「比べないようにしよう」とするのではなく、
比べたあとに、自分のプライドを自分のなかのどのポジションに置いてあげるかが大事だと思っています。
プライドの置き場所が、心の重さを変える
SNSで落ち込むとき、実は「何にプライドを持っているか」が影響していると私は思っています。
私自身、昔は「人からどう見られるか」これをかなり気にしていました。
フォロワー数、いいねの数、目に見える反応が気になって、誰かの成功を見ては焦り、苦しくなること理解できます。
でもある日、同じことに悩んでいる人を見て気づいたわけです。
プライド……いつのまにか自分の外に置き忘れていたんです。「自分」が自分の中心にいないんです。
人の人生の領域に入り込むと、当然のことながら、自分が自分らしくいられるはずがありません。
自分が自分自身の中心に戻れるような『サイン』を一つ作ってみるといいんですよ。
例えば、そっと手を胸に当てる、深呼吸を3回して「私が私の中心に戻ります」みたいな言葉を心の中で唱えてみます。
こんな小さな意識が、自分を瞬時に変えることができるものです。
自分の中にある美意識を、自分の目で認められるようになる日がきます。
比べることを、成長のエネルギーに変える
だから私は、「比べることを否定しない」と決めています。
自分の中に「あ、私は今、人との比べてるんだなあ」と自分の気持ちを認めます。
そして、次に、
- どうしてあの人ばかり持ってるんだろう…ではなく、
- 私はあの人の「何」に惹かれているんだろう?
このように問い直してみてください。
すると、その裏にはあなたが本当に大切にしたい価値観や、心の奥底に眠る美意識が見えてくるんです。
これ本当です。
「あの人の発信力に惹かれる」のであれば、「自分も誰かの役に立つ発信をしたい」という気持ちに気づけたりします。
比べることで、自分の「本当に欲しいもの」や「本当に目指したい方向性」が明確になる。
それこそが、比べることの最大のギフトだと私は思います。

まとめ
SNS疲れ、誰かと比べてモヤモヤしてしまったときは、
まずは「うんうん、モヤモヤしたよね」と、その感情があることを優しく受け止めてあげてください。
そして、少しだけ立ち止まって意識を自分の中心に戻します。
「私は私の中心に戻ります」
内側の中心で育っていくバランスの取れたプライドは、人生をもっとしなやかに支えてくれるはずです。
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