なんだろうな。
この感じ…。
二人でいる時は、あんなに楽しかったのに、もう1人が加わると、何かが変わる。
一度そう感じ始めると、どんどん居心地の悪いスパイラルに巻き込まれていきますよね。
すごく、よくわかります。
誰が悪いわけでもないと思うのです。
女三人、「3」という奇数で何が起きているのか。
その仕組みを知ることで、心のもやもやから脱出していきましょう。
三人になると崩れるバランス
なぜ「三人」は難しいのでしょうか。
これは、三人というトライアングルになったときに生まれる「エネルギーバランスの変化」です。
三人になると、無意識のうちに役割や立場が生まれます。
誰が中心なのか?
誰が合わせる側なのか?
こうした立ち位置が、自然な流れの中で、気づかないうちに決まってしまうわけです。
本当に無意識のレベルで発生します。
そして、この力学の中に、一人でも「依存」が生まれると、関係は一気に不安定になります。
では、この依存は、どこから来るのでしょうか。

心地よい三人の条件
まず、三人でも心地よい関係を築けている人たちには、ある共通点があります。
・誰かの「一番」である必要がない
・発言の順番を競わない
・沈黙も会話も同じように尊重している
共通しているのは、一人ひとりが自分の居場所を持ち、「自分が自分の中心」にいるということです。
反対に、 「誰かの一番でありたい」 「私の話をもっと聞いてほしい」 「沈黙は怖くて耐えられない」
こうした心の奥底に潜んでいるのは、相手への「期待」です。
この期待が大きくなりすぎると「依存」に変わるのです。
これが、三人のバランスを崩す原因となります。
私自身も、自分の中に「期待」の偏りがあるときほど、依存を生んでしまうという仕組みに気づきました。
2:1という見えない心理構造
もうひとつ、私たちが受けてきた教育や社会環境も影響しています。 その象徴が「多数決」です。
奇数という数字は、多数決において決定的な威力を発揮します。
「2対1」。
この構図になったとき、私たちは「1」側に、潜在的な弱さを感じてしまうのです。
そこに潜むキーワードは、孤独、弱さ、無力、いじめ …
「大勢:少数」よりも、「2:1」の方が、リアルで生々しい痛みを感じやすいというのが、女三人という構造です。
アンバランスから抜け出す方法
三人の関係に疲れたとき、ただ我慢し続けるのが大人の女性の正解ではありません。
もし関係のなかに、依存エネルギーを感じとれたなら、自分自身がその場を俯瞰で見られている証拠です。
違和感がある時は、その関係から少し距離をとる勇気を持ってみてください。
これこそが、女性としての自立を目指す第一歩になります。
自立とは、一人の時間を心地よく過ごせるようになること。
一人になることで、
自分に対して、質問をする時間を持ってみましょう。
「私はどう感じているのか?」
「私はどうしたいのか?」
紙に書き出してみてください。
書いて、文字にすることで、視覚化します。
そこに出てきた言葉は大切です。
何故なら、
自分の内側に無いものは
絶対に出てこないからです。
紙に書かれている
本当の自分の声を見つめながら、
意識を向けるという方法です。
自立を目指す実戦練習
私が20代で自立を目指したトレーニング法を伝授します。

一人で旅行へ行ってみる
海外など、遠ければ遠いほどいいです。
日帰りの小さな旅でもかまいません。誰にも合わせず、自分のペースで動く時間をつくります。
特に、この一人旅は、孤独に対する耐性を強めてくれます。
一人で食事やお酒を楽しんでみる
「誰かと一緒でなければならない」という思い込みを外す、絶好の練習になります。
最後に
若いうちほど、三人のバランスは難しく感じられるものです。
もし三人の空気感に違和感を覚えたなら、無理に合わせる必要はありません。
流れを変えようと必死になるのではなく、ただその場を冷静に眺め、少し距離を置く勇気をもってみてください。
あえて「孤独」を選ぶ勇気です。
孤独に強くなることは、成熟した女性が必ず通る道です。
この仕組みを知れば、人間関係はもっと自由で、面白いものに変わります。
三人の関係に心が揺れた経験は、「自分軸」を育てる為の、大切なプロセスなのです。

