見る夢があなたの未来を変える!RAS活用術で夢の力を引き出す方法

最近、夢を見ましたか?

どんな夢でしたか?

覚えていたり、すぐに忘れてしまうことも。夢って不思議ですよね。

実は、私たちの脳には、様々な情報の取捨選択を行う特別な働きが備わっています。

この不思議な脳の働きを理解し、活用することで、見る夢があなたの未来を動かす強力なツールに変わるとしたら。。。

なんだか、わくわくしませんか。

今回は、自分が望む未来をデザインするヒントとして、夢を活用する方法を探っていきます。

夢をなぜ忘れてしまうのか?

夢を忘れてしまう理由を探る第一弾として、先ず脳のフィルター「RAS」のメカニズムを探っていきます。

RAS(網様体賦活系)とは?

私たちの脳には、毎日膨大な情報が流れ込んできます。

そのすべてに意識を向けようとすると、脳はパンクしてしまうんですね。

そこで活躍するのが、情報のフィルター機能であるRAS(ラス:網様体賦活系)。

RASは、数ある情報の中から「自分にとって重要だ」と感じるものだけを意識に届けてくれます。

例えば、赤いバッグが欲しいと思った途端、街中で赤いバッグが目に飛び込んでくるようになった経験はありませんか?

私の場合、アーユルヴェーダを学び始めた頃、インドの人達を街で本当によく見かけました。

RASが「赤いバッグ」「インド」といった情報を「重要」と認識し、意識に上げてくれているからです。

心理学で語られる「カクテルパーティ効果」も、RASの働きと似ています。

賑やかなパーティ会場で大勢が話している中。

自分の名前や自分にとって重要な情報だけは鮮明に聞き取れる、あの不思議な現象です。

このように、RASはあなたに必要な情報だけを選択してくれるわけです。

つまり、あなたが「夢は重要だ」と感じていなければ、RASは夢を「どうでもいい情報」としてスルーしてしまう…

その可能性が高いのです。

夢が記憶に残りにくい理由。

では、なぜ夢は簡単に忘れられてしまうのでしょうか?

夢は主に「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りの間に見られます。

このとき、感情や映像に関わる脳の活動は活発です。

が、長期記憶を司る“海馬”の働きは低下していることがわかっています。

つまり、夢は脳が活発に活動している中で生まれるものです。

しかし、記憶として定着させる機能が一時的に弱まっているため、朝目覚めるとすぐに消えてしまうのです。

夢がすぐに消えてしまう背景には、このRASの働きと、レム睡眠中の脳の記憶メカニズムが深く関わっています。

だからこそ、私たちはRASというフィルターを意識的に使って、夢からのギフトを確実に受け取ることが重要になるのです。

夢を「未来を変えるヒント」に!

夢を単なる忘却の彼方にあるもので終わらせてはもったいない!

RASを味方につけることで、夢があなたの未来をデザインする強力なヒントに変わります。

RASと潜在意識のリンク

私たちが普段、意識できていない深い領域、それが潜在意識です。

潜在意識は、私たちの思考、感情、行動の大部分に影響を与えています。

そして、夢はまさにこの潜在意識からのメッセージであると言えるかもしれません。

RASは、潜在意識(無意識)と顕在意識(意識)の領域を橋渡しをするフィルター。

あなたが「夢は大切な情報だ」とRASに伝えることがキーです。

潜在意識からのヒントやアイデアが、夢という形で現れやすくなり、さらにそれを意識に上げて記憶しやすくなります。

実際に、「寝る前に質問を心に浮かべて眠ると、夢にヒントが現れる」という体験を持つ人は多くいます。

夢を覚えて未来に活かすRAS活用法

ポイントは、寝る前の「意識づけ」!

自分の脳(RAS)に「夢は大切な情報だ!」と伝えてあげましょう。

この小さな意図が、未来の扉をひらく脳のスイッチになるかもしれません。

夢は未来からのギフト!

夢は、潜在意識からの「感覚」で届くギフトと捉えてみる。

このギフトを意識的に受け取らないのは、ちょっともったいない。

「夢を覚えていたい」
「今の私に必要なことを受け取りたい」「未来のヒントを受け取りたい」

そう願いながら眠ることで、夢はあなたの願望を引き寄せるヒントとなって浮かび上がってくるとしたら?

朝の目覚めが楽しみになってくるはずです。

今夜から実践!夢からのメッセージを受け取る4ステップ

すぐに始められる具体的な方法です。

  1. 枕元にメモとペンを置いて寝る。
    • 目が覚めたときにすぐに書き留められるように準備しておくことが重要です。   
  2. 寝る前に心の中で、少し先の未来に「なっていたい自分の姿」を強く想ってみる。
    • これは、RASに「この未来は自分にとって非常に重要だ」と明確に伝える強力なアファメーションになります。
  3. 又は、「今自分に必要なこと、ヒントが欲しい」と具体的に願ってみる。
    • 漠然とではなく、具体的な願いは、RASが関連情報を探し出すのを助けます。
  4. 朝起きたらベッドで横になったまま、1フレーズでも良いので夢をメモ。
    • 目覚めてすぐが最も記憶が鮮明な時間。断片的でも、書き出すことで脳が「夢は重要」と認識し始めます。

これらのステップを繰り返すことで、あなたのRASは次第に《夢=大事なもの》と認識し始めます。

そして、夢からのメッセージを受け取りやすくなるでしょう。

今夜から、あなたもこの「見る夢が未来を変えるRAS活用術」を実践してみませんか?

私ももちろん、続けていきます!

そして、もうひとつ。
自分の無意識の領域に何が潜んでいるのか?潜在意識の声に気づける講座のご案内です。

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