朝起きて、まだ1日の半分も過ぎていないのに、午前中に起きた出来事が、午後になってもずっと頭の中でループしてしまう。
時間だけが過ぎていくこの状態に、ふと、むなしさや、立ち直りの悪さに焦りを感じることがあります。
「そこから、どうしても抜け出せない…」
年齢とともに図太くはなります。それでも、若い方のお話を聞いていると、この感覚をシェアしてみたくなりました。
感情コントロールが上手な人ほど、社会的地位や経済力、年収が高い傾向にある、という統計があります。
個人的には、この逆も然りだと感じてしまう時があります。人の感情を乱す人ほど、この要素が欠けているのではないか、と。
そう考えてしまうのは、「自分の思考の領域に、他人が入り込んできている」と感じるからかもしれません。
けれど実際に、自分の思考の中で問題を作り出しているのは、どう考えても自分自身なのです。
そう気づけた瞬間から、感情は「自分で解決できるもの」に変わっていきます。解決は、意外とシンプルなのかもしれません。
昼過ぎは、脳も体も疲れが出やすく、思考がループしやすい時間帯です。
アーユルヴェーダでは、10:00〜14:00は「ピッタ(火のエネルギー)」が高まりやすい時間。
まずは、昼間は感情コントロールが難しくなりやすい時間帯なのだということを、知っておきます。
「今は、そういう時間なんだ」と受け止められるだけで、心はずいぶん楽になるんです。
「悔しい」という感情が湧いたとき、「私は大丈夫」と言い聞かせていませんか。
言い聞かせるのは、何故?
大丈夫じゃないからです。それは、自分の感情に蓋をしている状態です。
そうではなく、自分の中にいる悔しさを感じたもう一人の自分と、静かに向き合ってみます。
「悔しかったよね。それは当然だよ」心の中で、そっと寄り添ってみる。
これが、最初のファーストステップです。
私は、この時間をバスタイムでつくります。湯船に浸かりながら、もう一人の自分と対話します。
「あの時、乗り越えてくれてありがとう」「いつも頑張ってくれるあなたがいるから、心強いよ」
バスタイムはかなりにぎやかです。
そう、毎日いろんなことを乗り越えてくれたから今の自分があることに気づきます。
体が心地よく温まっているとき、感情の振り子は自然と静かになっていきます。
時間経過で、だんだん揺れは小さくなり、感情のデトックスも、体の中心が温まると不思議なくらいリセットしやすいです。
この流れを知っていると、感情は少しずつ「非活性化」していきます。
体が温まっているうちに、眠りにつきましょう。体温が下がり始めるタイミングは、深い眠りに入りやすい時間です。
感情を抱え込みやすい人ほど、睡眠不足や空腹時に心が揺れやすくなります。
「しっかり眠ること」
それが、いちばんの解決法だと気づくはずです。
社会の中では、どうしても自分の領域に踏み込んでくる人がいます。
腹立たしい相手がいるとき、感情コントロールは、より難しくなりますよね。ここだけの、とっておきの裏技があります。
心の中で、あなたをモヤモヤさせた相手に、そっと大きな花束を渡してみるんです。
「あなたのおかげで、私はまた一つ成長できました。ありがとう」
――と、心の中で唱えてみます。
それでも無理、という場合は、相手の頭に、可愛い動物のかぶりものをかぶせてみてください。
真剣な状況とのギャップに、ふっと笑みがこぼれるはずです。効きすぎて、笑いが止まらなくなるのはNGなので、ご注意を)
何故なら、冷静に自分の言動を振り返る視点を持つことの方が大切だからです。
そこに学びがないと、同じ出来事は何度も繰り返されます。
アーユルヴェーダの視点から補足です。
目は「ピッタ(火のエネルギー)」の座とされ、怒りやイライラは、このピッタの過剰と深く関係しています。
目を閉じることで、90%の視界を遮断することになります。冷やしたアイパッドは効果的ですよ。
そして、
ヨガをしている方なら実感があると思いますが、人は大きな力を使わなくても、小さな力でバランスを取れる生き物です。
まずは、「今の自分がどんなバランス状態にあるのか」それを知ることが大切です。
私のオンラインでは、カードリーディングを通して、自分の感情の癖や、繰り返しやすいパターンを知ることができます。
感情が「どこから来ているのか」に気づくだけで、その感情は自然と非活性化していくことが分かっています。
▼こんなアプローチもある、という参考として、立ち寄ってみてください。



