更年期からの腸活|伝統食とわたしだけの「プラスアルファ」

白いボウルに盛り付けられたアボカドや豆類のサラダ。日本人の腸活や更年期のお腹を整える習慣をイメージした清潔感のある写真


「毎日、納豆もヨーグルトも欠かさない。なのに、なぜかお腹が重い……」 そんな違和感を抱えていませんか?

私も経験しているこの更年期からの体の変化。

この時期は、これまで続けてきた「良いとされる習慣」をそのまま続けるだけではだめでした。

今の自分に合わせてアップデートする知恵が必要になってきます。情報も物もあふれ、目まぐるしく変化する現代。

私たちの体も、その環境の変化から大きな影響を受け、これまでとは違うボディサインを送ってきます。 

これまでの「伝統食」を大切にしながら、これからの毎日を軽やかに生き抜くために。

今の変化に合わせた「プラスアルファ」を取り入れて、自分だけの腸活をデザインしてみませんか?

なぜ今、「カスタマイズ」が必要なのか?


私は以前、ビュッフェスタイルレストランでメニュープランニングの仕事をしていました。

実は、プロがメニューを組み立てる際、根拠のない組み合わせはしません。必ず「オリジナルの在り方(伝統や基本)」をベースにしていきます。

伝統というベースがこれまで長く愛されてきたのは、そこに、美味しさや変わらない必然の理由があるからです。

先人たちが守ってきた納豆や味噌は、素晴らしい「善玉菌の宝庫」です。

でも、私たちは昔の人よりも精製された食品を摂り、複雑なストレス社会に生きています。

今の自分の体の声を聞き、伝統食をベースに「新しい知恵」をプラスして、自分らしく進化させていく。

それが、今の時代に必要な腸活のカタチだと思うのです。

腸活をより軽やかに。ヨーグルトの食べ方と工夫


多くの方が取り入れているヨーグルトですが、最古の伝承医学「アーユルヴェーダ」の視点を取り入れるのはお薦めです。

食べ方には少しコツがあります。

アーユルヴェーダ式、ヨーグルトを軽やかに楽しむ方法

ガラス容器に入った白いヨーグルトをスプーンですくい上げている様子


ヨーグルトは「重く消化に時間がかかる」性質がある為、消化力が弱い朝一番や夜遅くは避けたほうが良いとされています。

「朝に食べるとお腹が張る、冷える」と感じる方は、消化の力が安定している午後の時間帯に摂るのがおすすめです。

「それでも、やっぱり朝に楽しみたい」 そんな時は、水で割って「ラッシー」のようにして飲むのがおすすめです。

これだけでお腹への負担が軽やかになります。

現代の「プラスアルファ」素材 ―― 私が体験でセレクトした3つ


私がこの数年、日々トライした中で、今とても安定して気に入っている素材があります。

どれもネットや自然食品店で手に入る粉末状の素材です。参考程度にチェックしてみてください。

  • 「お腹をお掃除する」サイリウムハスク(オオバコ種皮)

    水分を吸うとゼリー状に膨らむ粉末です。便のかさを増やし、少量でも満足感を与えてくれます。

    無味無臭なので、お料理にもアレンジできますが、入れ過ぎると餅のようになるので注意です。

    私は、100%の米粉でパンを焼く時にグルテンの代用としても使っています。仕上がりは、もっちり系です。

    ※水分をすぐに含む為、粉をそのまま口に入れて飲むと危険です。取り扱いには十分注意して使用してください。
  • 「善玉菌を育てる」イヌリン

    水溶性食物繊維のさらさらとした粉末です。善玉菌のエサとなり、内側からバックアップしてくれます。

    水分を含むととろみが出ますが、サイリウムハスクほどではないです。

    ※摂り始めは、お腹の中で菌が元気に働いてガスが発生しやすいので、少量からがおすすめです。
  • 「優しく包み込む」オーツミルク

    牛乳だとお腹がゴロゴロしやすい方におすすめの植物性ミルクです。ほんのり甘やかで、とても飲みやすいです。

    ▼以下、これらを美味しく、効率よく摂れる、私の「朝の習慣」レシピを紹介します。

私の「朝の習慣」レシピ

スプーンですくい上げた瑞々しいキウイフルーツのクローズアップ



私自身、試行錯誤の末にたどり着いたのが、動物性よりも植物性の素材を組み合わせた、この一杯です。

【更年期のお腹を整える、私の朝習慣レシピ】

  • ベース: オーツミルク(100ml)
  • プラス: サイリウムハスク(3g)、イヌリン(1g)
  • トッピング: キウイ 1/2個(またはバナナなど)

作り方のコツ: 材料をすべて混ぜ合わせるだけ。サイリウムが水分を吸うと、まるで山芋のようなとろみが出てきます。

時間経過でとろみが強く変化していきます。とろみはお好みで、食べるタイミングを選んでください。

ヨーグルトが重く感じる時の「もう一つの選択肢」として、ぜひ試してみてください。

※体質により合う量は人それぞれです。まずは少量から試して、ご自身の「ちょうどいい」を探してみてくださいね。

この一杯を習慣にしてから、私自身はお腹の重さが驚くほど軽やかになりました。

まとめ


伝統のアーユルヴェーダに従って丁寧にヨーグルトをいただく日もあればいいし、自分だけのレシピでもいい。

大切なのは、世の中の流行に振り回されることではなく、「今日のお腹の調子は?」と自分の体と対話することです。

更年期という大きな変化の時期だからこそ、固定観念を捨て、自分に合ったカスタマイズを楽しみながら、毎日をデザインしていきましょう。

【ご案内と免責事項】

本記事で紹介しているレシピや素材(サイリウムハスク、イヌリン等)は、筆者自身の経験に基づくものであり、特定の効果効能を保証するものではありません。

水分摂取について: サイリウムハスク等の食物繊維を摂取する際は、いつもより多めの水分を摂るよう心がけてください。

体質について: 腸内環境や体質には個人差があります。初めて取り入れる際は少量から試し、ご自身の体調に合わせて調整してください。

通院中の方へ: 疾患がある方、妊娠中の方、現在お薬を服用中の方は、新しい食習慣を取り入れる前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。

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