はじめまして、萬年和子です。
このブログ『My Balance Field』へお越しいただき、ありがとうございます。
ここでは、私がこれまでの人生で培ってきた「体・心・精神のバランス学」を通じて、更年期を経験する50代・60代以上の女性の皆様が、揺れ動く世代を健やかに、そして自分らしく輝いていくためのヒントをお届けしています。
一見すると異なるジャンルを辿っているように見える私のキャリアは、実は「人が心身ともに豊かに生きるためのバランス」という、一本の太い軸で繋がっています。このページでは、私がなぜこのテーマを語るに至ったのか、その全てをお話ししたいと思います。
私の「バランス学」が生まれた背景
私の「バランス学」は、多岐にわたる異なるジャンルの経験と、その中で得た気づきの積み重ねから生まれました。それぞれが、今の私を形作る大切なピースとなっています。
空を飛ぶ日々から学んだ、心身の揺らぎと調和(JAL国際線CA時代)
JAL国際線CAとして世界を飛び回る日々は、私の人生の原点です。CAは世間一般ではホスピタリティの象徴ですが、その本質はサービス要員である前に保安要員であるということです。新人時代から、機内の微細な音、匂い、振動といった異変の兆候を察知する訓練を徹底的に受けました。
安全への意識を常に最優先しながら、最高のホスピタリティを提供し続ける。この二律背反とも言える高度なバランスを、16時間にも及ぶフライトで維持するのです。不規則な生活、時差、そして密閉された機内という極限の環境下で起こる毎フライトのイレギュラー。緻密な状況判断と心身のエネルギー配分が不可欠でした。
この経験を通じて、多様な文化や人々との出会いの中で、環境が心身にどう影響し、いかに自分自身と調和するかを深く学びました。ここで培った適応力と、常に最高のパフォーマンスを維持するための繊細なバランス感覚こそが、私の『バランス学』へと繋がる決定的なきっかけとなりました。
食を通して見えた、心の豊かさと時代の調和(飲食企業コンサル・料理レシピ連載)
その後、大手飲食企業のコンサルティングやメニュープランニングに携わることになりました。特にビュッフェスタイルレストランでは、人の心理が動線を形成していることを痛感しました。例えば、お客様が最初に目にする場所に何を置くか、また、お料理のお皿の上を乱雑に扱われないようトングの開きを調整するだけで解決できるといった具体的な工夫から、食体験がいかに人の行動や感情に影響するかを学びました。
さらに、ポータルサイトgooでの料理レシピ連載を8年間続けた経験は、私のキャリアにおいて非常に大きな意味を持ちます。創作的なレシピを日々生み出す中で常に意識したのは『オリジナルに敬意を表する』ということでした。創作が行き過ぎると、何を味わったか記憶に残らない料理になってしまうことがあります。伝統的な味の「オリジナル」と、現代のニーズに合わせた「今」とのバランスこそが、時代の変化に適応し、人々の心を満たす上で不可欠であると気づきがありました。
これらの食に関する経験を通して、食は単に体を作る栄養源に留まらず、心を満たし、生活のリズムを作り、そして文化や時代と調和する、きわめて重要なバランスの要素であると強く実感したのです。
保育園での給食、保育補助から学ぶ
約4年間、保育園で給食業務と保育補助に携わりました。ここでは、子どもたちの健やかな成長を支える『食』の重要性を肌で感じると同時に、子どもたちの食習慣や行動が、家庭環境や親御さんとの関係性を色濃く映し出していることを日々目の当たりにしました。単に栄養バランスの取れた食事を提供するだけでなく、食を通して子どもの心と体の状態を把握し、時に親御さんの食育や子育ての悩みに寄り添うことの重要性を学びました。「この経験は、『食』が単なる栄養摂取に留まらず、家族の絆や心のバランスにも深く影響するという、私の『バランス学』の根底にある考え方をより確かなものにしてくれました。
私が出会った「本当のバランス」(アーユルヴェーダサロン運営時代)
そして、私が「バランス学」を確立する上で決定的な出会いとなったのが、アーユルヴェーダです。サロンを5年間運営する中で、お客様一人ひとりの体質や心の状態に合わせたパーソナルなケアの重要性を痛感しました。アーユルヴェーダは、自然界の摂理と人の心身のつながりを深く理解する智慧です。この経験を通じて、「個体差を認め、自分らしいバランスを見つけることこそが、真の健康と幸福に繋がる」という揺るぎない信念を持つに至りました。サロンを閉店した今も、この智慧は私の「バランス学」の根幹をなしています。
私が目指す「My Balance Field」
これまでのJAL国際線CAとしてのホスピタリティ、食のプロとしての知識、そしてアーユルヴェーダで培った心身の探求が統合され、今の「バランス学」が確立されました。
私は、年齢を重ねる中で誰もが経験する体と心の変化に、どう向き合っていけば良いのか悩む50代・60代以上の女性に寄り添いたいと願っています。このブログが、あなたにとって心身の調和を見つけるための、安心できる「My Balance Field(私のバランスの居場所)」となることを願っています。
記事を通して、あなた自身の体質や心の状態を知り、今日から実践できる具体的なヒントや、心穏やかに日々を過ごすための気づきを得て、年齢を重ねることを楽しむきっかけにしていただけたら幸いです。
私のプロフィール

- 萬年和子 バランス学研究家
- 居住地:横浜市在住、神戸市出身
- 経歴:
- JAL国際線CAとして14年間乗務。
- フリーのフードプランナーとして大手飲食企業にてメニュー開発・コンサルティングを4年間。ららぽーと、トレッサ横浜などの大型商業施設内、飲食店の企画。
- NTTレゾナントと提携、ポータルサイトgooにて料理レシピ連載を8年間執筆。食を通じたライフスタイルなども特集で提案。
- 武庫川女子大学、山梨学院大学にてフランスの食文化について講義。
- 認可、認可外保育園にて給食業務、保育補助に携わる。
- 横浜にてアーユルヴェーダサロン「August Healing ダーディマ」を5年間運営。アーユルヴェーダセラピストとして、個々の心身のバランスケアを実践。整体(操体法)、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)、ハーブボール、小顔矯正などの技術習得。
- 現在:『My Balance Field』運営、バランス学研究家。
- 好きなこと: 自然の中で過ごすこと、子供の頃から油絵、デザインすること、読書、シンプル
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